ISISに所属する英国生まれの若者たちのグループがアメリカ人ジャーナリストを殺害した。アメリカから傭兵を使い、協力者を支援して中東地域を管理するオバマ--ズビグネフ・カジミエシュ・ブレジンスキーの「春」戦略はこれで破綻した。アメリカはイラクに再介入しなければならないだろう。ISISの背後にはロシアがいるかもしれないが、イラクはベトナムと違う。野蛮人たちは徹底的に殲滅されるだろう。
ロシアはウクライナをはじめ各地で冒険を試みているが、それはプーチン政権の弱体化を表している。政府と組織犯罪のすべてをFSBが支配するブラック政権は死に向かっている。中国もほぼ同じ、政治権力が組織犯罪まで支配する権力構造だが、ロシアも中国も常に内紛と解体の危機の上に成立している。
世界島の終焉は黙示録の始まりにつながるが、ISISごときでハルマゲドンにはならない。